軽量鋼製下地工ってどんな仕事ですか?
オフィスビルやショッピングモール等の壁や天井を施工する内装工事業です。
躯体職の方が作った建造物の内部を軽量な鋼製下地材を用いて部屋を形作るのが主な仕事内容です。
求められる形状に合わせて鋼材をミリ単位で円形や多角形にも加工して、繋ぎ合わせていく作業は高い精度と技術が求められる建築7業種の一つになっています。
特に重量の軽量化が求められる超高層建物において軽量鋼製下地の壁・天井は軽く様々な形状に対応できるのでこれからの時代なくてはならない業種です。
なぜこの職業に就いたのですか?
幼少の頃から室内で座ってじっとしていることが嫌いで外で体を動かすスポーツ等が(特に釣り!)好きでした。
高校を卒業した後、家業の建築業を継ごうかと思いましたがその前に自分がやりたい仕事を探す為に(もちろん遊び足りなかったのもあります!)色々なアルバイトを朝晩掛け持ちしながら天職を探しました。
2年程模索しましたが、資格や試験等勉強をする事が多いサラリーマンは自分にはやはり不向きだと思い家業を継いで建築関係の仕事で働いていこうと決めました。
この仕事を選んでよかった事はなんですか?
良かった事は後世に残る歴史的な建造物やランドマークとなる建造物の施工に携われる事です。
最近ではあべのハルカスや中之島フェスティバルタワー等自分が携わって施工した建造物を多くの人々に見てもらえる事に遣り甲斐を感じ、仕事に充実感があります。
仲間と一緒に汗を流して一つの建物を作り上げる。団結して乗り越えていかないといけない問題や、予想外の出来事も起こったりしますが苦労した分だけ竣工を迎えた時の達成感もあります。