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屋根・板金工ってどんな仕事ですか?

一概に「屋根」と言っても様々な種類がありますが、私たちが扱う物は主に0.4㎜から0.8㎜の鉄板です。

工場の屋根等に使われる事が多いのですが、最も長いものでは一枚の屋根材が300mを超えるものもありました。

工事現場で平らな鉄板を屋根の形にしてそれを20人以上で運搬したり、大きなクレーンで吊り上げたりと、ダイナミックでパワフルな仕事もある反面、寺社仏閣でみられる銅板を折り紙の用に扱う繊細な仕事も行います。

近年では、鉄板特有の色・ツヤ・形が評価され、商業施設や住宅、オフィスビル等の外壁にも使用されるケースも増えてきております。

なぜこの職業に就いたのですか?

私が板金に興味を持ったのは修学旅行で京都に行った際、銅板で作られた寺社仏閣の細かな飾り金具や樋、自然と融合したきれいな緑色の屋根を見て「かっこいい!」と思った事が最初だったのかもしれません。

京都で世界遺産や国宝に登録されている建物でも多く使われている板金についてもっと知りたいと思い、屋根・板金業界に入りました。

この仕事を選んでよかった事はなんですか?

屋根・板金に関わらず言える事ですが、建設業って形となって建物が後世に残るのがいいですよね。

旅行先や子供と行った遊園地等で、自分が工事に携わった建物を見た時に懐かしい当時の事が思い出せたり、自分の成長を実感できたりする場所が増えていくっていいなと思います。あと、屋根工事は常に太陽の下で仕事をするので、日本特有の四季の変化を肌で感じられるのもいい点ですね!

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