建築現場管理ってどんな仕事ですか?
建築現場において、品質・安全・工程・原価を管理する仕事です。
竣工というゴールに向かって舵を取る船長のような存在です。
どれだけ有能な乗組員がたくさんいてもバラバラの方向を向いていてはうまく前に進めません。全体を把握して指揮していきます。
その為にはいろいろな知識も必要ですし、人との接し方も大切です。
また、責任者として人の上に立つ事が多いですが、あくまで建物をつくる中での役割の一つなんだという謙虚な気持ちを忘れてはいけません。
なぜこの職業に就いたのですか?
幼いころからモノを作ることが好きでした。そこからモノづくりに興味が出て工業高校に入りました。
高校に入ってからこの現場監督という職業を知りましたし、何をするかも決めていませんでした。
授業の中でこの職業を知るにつれて、モノづくりに密接な関係のある仕事なんだと思い、現在の会社に就職しました。
この仕事を選んでよかった事はなんですか?
よく勘違いされるのが現場監督は何かを経てなるのではなく、初めから現場監督なんです。どういうことかというと、自分の父や祖父世代の方々に責任者として指示していかないといけないのです。
慣れないうちは対応に困ったりしたこともありますが、人との接し方に関してはこの仕事を通して毎日勉強させてもらうことができます。
また、現場では本当にいろいろな事が起こります。同じ現場は二度となく、いつも状況は変わっていきます。そんな中で揉まれていると人間的に大きくなれる仕事だと思います。