・建設業では平成29年度を目処に、企業単位では許可業者の加入率100%、労働者単位では製造業相当の加入状況を目指して社会保険加入促進に取り組んでいます。
国交省の「社会保険の加入に関する下請指導ガイドライン」では、遅くとも平成29年度以降(平成29年4月)においては適用除外でないにもかかわらず未加入である建設企業は下請企業として選定しないとの取扱いにすべきであるとともに、適切な保険に加入していることを確認できない作業員については、元請企業は特段の理由がない限り現場入場を認めないとの取扱いとすべきであるとしています。
・大阪竹和会も、竹中工務店と連携をとりながら加入促進に向けた情報収集と情報発信を心掛けてきました。
いよいよマイルストーンの4月を目前にして、
社会保険って何・・・? どの保険に入ればいいの・・・?
法定福利費って何・・・? 保険料はいくらになるの・・・?
・そんな皆さんの日頃の疑問点や悩みに少しでもお役にたてる情報発信をと、竹和会会員の2次以降の事業主・個人事業主を対象に、2月の毎週土曜日に、社会保険労務士による「説明会・相談会」を開催しました。
・大阪会場(2月4日2回、2月11日3回)、京都会場(2月18日2回)、神戸会場(2月25日2回)計9回開催し、約500名が参加。
【大阪会場】 真剣に講師の先生の話しに耳を傾ける参加者の皆さん
【京都会場】 熱心に聞き入る参加者の皆さん
【神戸会場】 どの会場でも真剣な質疑応答が・・・
・現状把握と問題点を探るため昨年とったアンケートでも、雇用化での経費負担、雇用化による職人の収入減、仕事量低下に陥った時の懸念、応援作業員の取り扱い・・・etc
があがってきましたが、相談会当日でも毎回、参加者から色々な質問・意見が出され、関心の高さがうかがえるものとなりました。
また説明会終了後には、社労士の先生による個別相談の時間も設けられ、より具体的に日頃の疑問点や悩みを相談する良い機会となったようです。
【個人相談会の様子】
【大阪会場】
【京都会場】
【神戸会場】
・4月以降の実態を見ながら竹和会員の皆さまの問解決等に役立つ情報を発信していく予定です。
雇用と請負の見直しを明確にして、適切な保険加入を心がけましょう!