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2018年度 大阪竹和会会長年賀挨拶

2018.01.12

■竹中工務店では2018年1月4日に年賀式が執り行われました。

 

 

新年明けましておめでとうございます。大阪竹和会会長を拝命しております青木でございます。                             

このように皆様と共に新春を迎えられることに深く感謝申し、平素より竹和会活動にご指導・ご協力を賜っておりますお店の皆様方に厚く御礼申し上げます。

 

 

さて、昨年は大企業での不正や品質問題に関わる不祥事も散見され、社会基盤を支えるすそ野の広い建設業の役割がますます大きくなっていると感じられます。専門工事業者の我々は、改めて「誠実」をモットーに、安心・安全で確実な施工品質を確保し、社会の信頼に応えていく責任があります。  

昨年の大阪竹和会活動を振り返りますと、生産力を確保するため、新規入職者の確保では「インターンシップ」の受け入れや作業所見学会、そして学校教論への説明会等を行い、離職者防止活動では若い人たちに横の繋がりを持ってもらうための「1A会」の継続開催、また機材センターでの「建築体験フェア」に参画し、「魅力ある建設業界」を示してきました。                                                                                          

また、「社会保険加入促進活動」として、二次以降の会社や個人事業主を中心に、社労士さんによる説明会並び相談会を9回行い、計500名が参画し、昨年4月のマイルストーンに備えた活動を行いました。

業種別部会活動では、生産性、品質、技術、コストなど、部会ごとに設けたテーマで1年間活動し、年末の成果発表会では28部会のうち選考された9部会が発表致しました。毎年、質の高い発表が行われ、部会やそれぞれの会社で有意義に水平展開されています。

 

 

このような活動の中、今年度も更なる成長と課題解決に向けまして、竹和会運営基本方針に則り、大阪竹和会基本方針を定めました。

 

◆先ず、「安全」ですが、昨年は残念ながら年初に重大災害を発生させてしまいましたが、その後、再度「基本に忠実な安全作業」の徹底を図り、全災害件数では一昨年を下回り、目標値も下回る結果となりました。

今年も「公衆災害・重大な労働災害の絶無」を目指し、キャラバン活動や安全巡回を行い、作業員一人ひとりに現地現物の指導を行います。

 

◆『品質』ついては、昨年、日本の“ものづくり”に対して国内外から厳しい目が注がれたことを踏まえ、基本に立ち返り、施工要領書に基づく確実な施工と自主検査の徹底を図ります。

 

◆『CSR・コンプライアンス』については、2次以降の再下請を含む着工前契約はもちろんのこと、関連法規の遵守徹底を強化し、不正行為の撲滅に努めます。                                                       

 

 

◆『生産力の確保』については、インターンシップの受け入れを拡大しながら若手人材を確保し、人材定着と離職者防止のための処遇改善並びに職場環境の改善を継続して提案していきます。

また、作業所の土曜閉所実現に向けて、生産性向上と絡めて課題抽出とその解決に取り組んで行くとともに「働き方改革」によるワーク・ライフ・バランスの実現を目指し、人材育成の強化を行います。

 

◆『生産性の向上』については、マイスターとお店の次席による生産性向上検討会を開催することにより、生の声を聞き入れて施工歩掛りの向上を目指します。

 また、同時にBIM連携の推進とICT活用の強化による生産性向上を推進していきます。

 

 

 

以上、これらの方針を掲げ、竹中工務店と竹和会との絆を更に深めることにより山積する課題や問題を着実に解決し、魅力ある建設業界を示していきたいと考えております。

今後とも、ご指導を賜りますようよろしくお願い申し上げます。                  

 

最後になりますが、皆様の ご健勝とご多幸を心から祈念申し上げ、新年の挨拶とさせていただきます。   ありがとうございました。                                      

 

                          2018年1月4日大阪竹和会  会長 青木猛裕

 

 

■2018年の幕開けも、竹中工務店、大阪竹和会会員が一堂に会し、厳かに執り行われました。

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