■竹中工務店で2024年1月4日に年賀式が執り行われました
【年頭ご挨拶:橋本大阪竹和会会長】
橋本でございます。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
先ずもって元日に発生しました石川県能登半島地震におきまして被災された全ての方々並びに
ご関係者の皆様に忠心よりお見舞いを申し上げます。
そして本年は4年ぶりにお店の皆様方と竹和会会員が一堂に会し新春を迎えられました事に
深く感謝を申し上げます。
また平素より竹和会の活動に対しまして、ご指導とご支援を賜っております、お店の皆様に
心より厚く御礼を申し上げます。
只今社長様より「すべての能力を発揮して、品質の竹中として矜持を持った作品づくりに取り組む」と言う力強いお言葉や、
本店長様よりは「愛ある見守り管理で、社会とお客様から選ばれる最良のチームを目指す」と優しさと連帯感あふれるお言葉がありました。
しかしながら本年の竹和会の課題であります「生産力の確保」や「生産性の向上」そして
社会的責務であります「コンプライアンスの遵守」並びに「安全」「品質」「環境」の更なる
取り組みに向けて、身の引き締まる思いであります。
振り返りますと昨年は、竹和会活動も年初はコロナ渦で活動を一部自粛しておりましたが
新型コロナも5月には5類に移行され、ようやく平時の活動を取り戻すことが出来ました。
その結果、CCUSの登録率の向上など一部未達のものもありますが、殆どの活動項目に対し
目標を達成することが出来ました。
中でもQC活動に於きましては、大阪代表のサークルが全竹中開発改善大会に於きまして
8年連続の金賞を受賞させて頂き嬉しい結果となりました。
改めまして厚く御礼を申し上げます。
しかしながら安全面におきましては、災害件数、度数率が管理値を上回り残念な結果となり
ましたが、最重点目標であります重大な公衆災害、労働災害0は継続中であります。
本年もより一層気を引き締め、三位一体活動を継続し、そして事業主巡回を更に推進し、
それぞれの立場での「安全リスクアセスメントの実施」並びに「可搬式作業台の使用方法の
教育の徹底」を実施し重大な公衆災害、労働災害の絶無に向けて、真剣に取り組む所存であります。
そして現在我々専門工事業が直面しております慢性的な作業員不足をはじめ 昨年10月より
開始されましたインボイス制度やCCUSの加入率の向上、そして本年4月より実施されます
時間外労働の上限規制に向けての生産性の向上と問題が山積致しておりますが、お店の期待
にお応え出来る様、更なる成長と課題解決に向け邁進する所存であります。
本年の大阪竹和会基本方針と致しましては竹和会本部の提言に則り7つの基本方針の下、
新たに
- 取引適正化及び竹中新交際ルールの徹底
- 全国担い手確保連絡会への参画及び活用
- 適切な労務費の確保及び行き渡りの推進
- 次世代経営者、幹部の育成
以上4項目を追加し重点施策を策定し活動計画を立て目標達成に向け邁進して参りますので、
どうかご指導ご支援の程宜しくお願い申し上げます。
また業種別部会に於きましては、専門工種における更なる探求と向上を実践し「川上段階での生産性向上、収まり提案の強化」に加え「オープンBIMでの重ね合わせ」と「制作データへの転換」そして「デジタル施工技術の活用」にも取り組みます。
また委員会活動につきましても「生産力確保」「QC推進」「広報」「ユース」の4委員会が
互いに連携を図り、現在我々専門工事業者が直面しております、諸課題に対し、真因を究明し
問題解決に努めて活動して参りますので、どうか宜しくお願い申し上げます。
そして先程も社長様、本店長様のお話にもありました様に、建築業の基本であります「モノづくりは人づくり」を実践し、お店の御指導の基、職場の環境整備や作業員の処遇改善を実現する事により「働きがい」や「やりがい」を感じられ、そして若者が入職して頂ける魅力ある職場にするべく全力で取り組む所存であります。
どうか本年も大阪竹和会に対しまして一層のご指導ご鞭撻を賜ります様宜しくお願い申し上げます。
それでは結びになりますが、竹中工務店様の益々のご発展、名誉会長様、会長様、社長様はじめ社員の皆様、そして竹和会会員各位のご健勝とご多幸を心よりご祈念申し上げます。
そして本年が皆様方に取りまして素晴らしい良き一年になります事を念じまして新年のご挨拶とさせて頂きます。(どうか本年も宜しくお願い申し上げます)