mainimg

杭打工ってどんな仕事ですか?

 杭打ち工事は「縁の下の力持ち」という言葉がぴったりの業種だと思います。建築工事をする上で、自然災害等による倒壊を防止するために、建物と堅固な支持層と呼ばれる地盤との一体化を図る大切な役割を果たしています。
 建物が完成した姿を見ても、自分たちが施工した杭本体は見えませんが、建物の基礎を支えるという重要なポジションだと思います。建築物の高層化や、複雑な形状の建物が増えて行く中で、杭打工事も日々進歩しています。「世界一安全・安心な建物」を目指し、その第一歩としての重要な役割を果たしていると思っています。

 

なぜこの職業に就いたのですか?

 この職業に就く前は土工事の仕事をしてました。ほとんどの現場は杭工事の後に土工事があります。杭工事は現場で接する一番親近感のある職種でした。
 大型の重機を駆使し、長尺で大径の杭を埋設している所を見て私もこの仕事がしたいと思い、転職しました。
 ショッピングセンターや、工場、ビル等の大勢の人たちが利用している建物を縁の下で支えている「杭打」という職種。元来、前に出る性格ではなく、人の支えとなる方が自分には向いてると思っていましたので、建物の支えになってるこの職種はぴったりです。

 

この仕事を選んでよかった事はなんですか?

 どのような建築プロジェクトでも、最初に携われるということです。マスコミに出るようなビッグプロジェクトにも、杭打工事として参画出来る事にとても充実感を感じます。杭打工事は建築工事の一種ですが土木工事でもありまた大型重機を使用することもあり特に市街地では目立つことも自慢です。

「現場の風紀・安全・品質への取り組み方は一番に乗り込んだ杭工事で決まる

と言われる事があります。簡単な事ではありませんが現場の第一陣として常に頭にこの言葉を刻み込んでいます。これからも安心・安全な建物を一番下の土台から支えていることが誇りです。

 

この業種を見た人はこんな業種も見ています。