work_template1

鉄骨工ってどんな仕事ですか?

鉄骨とは、人間に例えれば骨そのものであります。
みんなが、なにげなく利用しているビル・ショッピングモール、橋などには鉄骨が多く使われています。その多くは建物の中に隠れてしまいますが、縁の下の力持ち的な役割で建物を大地震や台風から守り人々の安全や喜びに協力しています。
その鉄骨を、工場で鋼材などを多種多様な機械等で加工を行ったり、建物毎に鉄骨形状が違うために今まで培ってきた組立・溶接技術の経験を生かし製作し、建設現場に搬入して現場で鳶工などと協力し合い、溶接やボルト締めなどで建物の最上階まで組み立ていく仕事です。

なぜこの職業に就いたのですか?

小さい頃から、鉄骨工になりたかったわけではありません。
高校進学の時に1つ上の先輩が建築系の学校に行き楽しそうだったので、自分も同じ建築系の学校に進学しました。就職の時期になり、第1志望は木材を扱う仕事で、第2志望が今の仕事になります。
初めは、自分が何を作っているのか、建物のドコを作っているのかも、わからなかったけれども段々と分かってきて自分はスゴイ製品を作っていると言うのがわかり、今では自分の仕事を誇りに思い、鉄骨の魅力にとりつかれています。

この仕事を選んでよかった事はなんですか?

苦労して製作した鉄骨が現場で組立られ、竣工した時にはなんとも言えない達成感があり、自分が手掛けた建物に、家族や友達などと遊びに行った時などは少し自慢したり、誇らしい気持ちになります。
又、振り返れば世紀を超えて"かたち"に残る仕事ばかりで、自分の足跡を、人々や自分の子供、そのまた子供に見せれる事ができ、誇れる仕事だと感じた時に、この仕事を選んでよかったと思います。

この業種を見た人はこんな業種も見ています。