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シーリング工ってどんな仕事ですか?

「防水」という建物にとって重要な役割を担う工程でありながら、内外装を問わず意匠面の良否に非常に密接した工事であると思っております。

現場では、目地に対してシーリング材を充填し、ヘラで仕上げるという単純な作業に見えるかもしれませんが、施工部位やシーリング材を充填する被着体(建物の仕上材)によって、下地処理の方法や使用するシーリング材の選定・施工方法等について、防水性能は当然ながら、意匠性についても様々な準備と対応が必要となる非常に奥深い仕事であると自負しております。

なぜこの職業に就いたのですか?

恥ずかしながら、きっかけは身近な先輩が同じ仕事をしていたという単純な動機なのですが、いざ仕事をしてみると現場や施工する部位が変わる度に、作業の順序や方法が異なりこれは奥が深いと感じどんどん惹きこまれていきました。又、外装の多様化に伴いシーリング材の改良や新製品が開発されたり、過去の実績により施工方法についても改良点が発生したりと日々新しい発見の繰返しで、常に新鮮な気持ちで仕事が出来る職種の一つだと思っています。

この仕事を選んでよかった事はなんですか?

職種柄、建物の竣工まで現場に携わるので、やはり出来上がった時の達成感を皆で共有出来ることが一番ではないかと思います。

何も無い所から造り上げていく建築現場では時に予期せぬトラブルも発生しますが、出来上がれば大体のことは笑い話になるものです。

建設業全体にあてはまってしまうかもしれませんが、自分自身がこの仕事に就いたきっかけがそうである様に、最終的には人と人とのつながりであると・・・。

人間味溢れるやりがいのある仕事です。

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